美術館概要
 平成4年4月18日、豊科近代美術館として開館。平成17年、安曇野市 豊科近代美術館に名称変更。飛騨山脈の山麓に広がる安曇野の地、豊科地区の文化施設ゾーン のメイン施設として整備されました。
 収蔵作品は、日本の近代彫刻の巨匠、高田博厚の彫刻作品約200点と、森鴎外ゆかりの画家、宮芳平の絵画作品約2000点です。これらは、作家が生涯に残した作品のうち、現存するものの大半で、その常設展示は、いわゆる「一点豪華主義」ではなく、作家の全体像を提示することを目指しています。また、安曇野出身で信州を代表する作家、小林邦のデッサン、スケッチブック等、約170点も収蔵しています。
 展覧会は、独自の視点から近現代の美術を幅広く取り上げ紹介し、また講演会、音楽会などの開催をとおして、教育学習活動にも力を入れております。
 重厚感あるロマネスク様式の中世修道院をイメージした建物とバラを中心とした庭園があり、庭園は一般に無料開放され地域の憩いの場として親しまれています。安曇野の美術館を結ぶ安曇野アートラインで最も長野自動車道 安曇野(豊科)インターに隣接しているため、アートラインの玄関として、安曇野観光の起点としての性質も持っております。



名称:安曇野市豊科近代美術館
よみ:あづみのしとよしなきんだいびじゅつかん
住所:399-8205 長野県安曇野市豊科5609-3
電話: 0263-73-5638 FAX73-6320
メール:info@azumino-museum.com
2016.01.23 24:10 | 固定リンク | 美術館概要
館長あいさつ
 安曇野市制20周年を区切りに、当館は「安曇野市豊科近代美術館」から、「安曇野市美術館」へと館名を変更いたしました。

 西に常念岳をはじめとする北アルプスの名峰を仰ぐ安曇野市の中心部に建つ安曇野市美術館は、中世ヨーロッパの修道院風の建物となっています。令和6年から7年にかけ、市の方針を踏まえて大規模な修繕工事を行い、これまでの外観を活かしたまま、空調設備を一新、美術館としての展示機能も向上いたしました。

 今後は、安曇野市の基幹美術館として、所蔵する小林邦、奥村光正、飯沼一道、小室孝雄、等々力巳吉、髙山晃、隠岐安弘など郷土の作家や、当館にかかわりの深い作家の作品を中心に、“安曇野らしさ”を発信してまいります。また、当館で開館以来親しまれてきた宮芳平の油彩画や高田博厚の彫刻についても引き続き紹介してまいります。

 1万坪の敷地には、約 250種500本余りのバラ園もあり、四季折々の景色をお楽しみいただけます。また、館内には無料で入館いただけるスペースもあり、喫茶ロザースとともに、よりおくつろぎいただける空間づくりを大切にしてまいります。

 現在は開館準備中ですが、8月30日(土)にリニューアルオープンとなる予定です。全館、各展示室・廊下等をリニューアルし、大々的な展覧会の受け入れもよりしやすくなっております。年2~3回開催する特別企画展にもご注目ください。

 市民の皆様、ご利用いただく皆様とより距離を近くし、“ふらっと立ち寄りたくなる”、そして、“また来てみたくなる”美術館を目指し、職員一同今後も努力してまいります。

 多くの皆様のご来館をお待ちいたしております。

安曇野市美術館 館長 清澤栄三

2016.01.23 23:11 | 固定リンク | 美術館概要
施設設備概要
● 本館施設の概要
<名称>:安曇野市美術館
<よみ>:あづみのしびじゅつかん
<所在地>:長野県安曇野市豊科 5609-3
<設計>:豊科町建築設計監理共同企業体
<建築工事>:前田・松本建築共同企業体
<主体構造>:鉄筋コンクリート
<規模>:地上2階 最高13.8m 軒高10.2m
<面積>:敷地面積:34390㎡、建築面積:2224㎡、延床面積:3062㎡
1階※1階展示面積:415.000㎡
・第1展示室:75㎡
・第2展示室:125㎡
・第3展示室:125㎡
・第4展示室:45㎡
・アトリエ再現室:45㎡  
・休憩室:26㎡
・オリエンテーション室:45㎡
・多目的ホール:185㎡
・学芸員室:50㎡
・館長室:36㎡
・事務所:50㎡
・1階収蔵庫:50㎡
2階※2階展示面積:580㎡(廊下約340㎡含む)
・第5展示室:70㎡
・第6展示室:50㎡
・第7展示室:50㎡
・第8展示室:70㎡
・2階収蔵庫:50㎡
<工事期間>:平成2年1月31日~平成3年4月23日
<その他設備等>
・乗用エレベーター 11名乗り
・交流センターきぼう連絡路×1
・美術館新館大展示室連絡路×1


● 新館施設の概要
<設計>:株式会社降幡建築設計事務所
<建築工事>:丸山硝子㈱・㈱有賀電気工事・㈲信州保温
<主体構造>:鉄骨
<規模>:地上2階
<面積>:敷地面積:335㎡、延床面積:706㎡、建築面積:345㎡
・1階新収蔵庫:167㎡
・トラックヤード:89㎡
・2階大展示室:243㎡
<設備>
・展示用壁面ガラスケース13m
・展示用稼働壁1m75cm ×18枚
・荷用エレベーター
       
● 本館・新館共通設備の概要
<監視設備>:録画監視カメラシステム 1式
<防災設備>:自動火災報知設備、機械排煙設備、甲種防火戸(煙感連動)、拡声放送設備(業務兼非常用)
<消化設備>:屋内消火栓、粉末消化機
2016.01.23 21:38 | 固定リンク | 美術館概要

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